デイサービス事業所「よつ葉」(日向市財光寺、TEL 0982-95-7055)で9月27日、メーキャップを通じてQOL(生活の質)やADL(日常生活動作)の維持・向上を目指す「化粧療法レクリエーション」が行われた。
同所で3月から月一回行っているレクリエーション。この日は80代~90代の利用者12人が参加した。会場では、上半身のストレッチ、顔のマッサージ、スキンケアを行った後、メーク用スポンジを使ってファンデーションを顔に塗り、眉毛、頬、口のメークを行った。利用者が互いに「きれいになったね」と声を掛け合う場面も見られた。
講師を務めた「宮崎ビューティーアカデミー」校長で化粧療法セラピストの峯久美子さんは「今回で6回目。参加する利用者も回を重ねるごとにできる動作が増え、表情も変化していてうれしく思う」と笑顔を見せる。
峯さんは8月に行われた女性起業家向け企画「2019 ビジネスプランコンテスト W‐ing MIYAZAKI」でビジネスプラン「QOL向上事業!人生100年時代を!化粧療法レクリエーションで『明るく・元気に・美しく』」を提案し入賞した。