宮崎・日之影川沿いの古いトロッコ道を歩く「ひのかげ森林セラピーウォーク」が10月6日に行われる。
宮崎県北部の山間地に位置する日之影町。2006(平成18)年に森の癒やし効果を科学的に解明し、健康づくりに取り組む「森林セラピー基地」に認定された。今回、森林セラピーロードをガイドする「癒しの森の案内人」と共に、日之影町役場をスタート後、日之影川沿いを経由して、棚田百選に選ばれた「石垣の村 戸川」をゴールとする約7キロのコースを歩く。川沿いには森から切り出した木材の運搬用に利用していたトロッコ道が残る。
日之影町地域振興課の矢通和樹さんは「昔のトロッコ道を歩くコースは初心者でも無理なく歩ける。鳥のさえずりや川のせせらぎを聞きながら、自然があやなす風景や香りを案内人のガイドを通して楽しんでほしい。町内の史跡の一つである『石垣の村 戸川』の石垣は最も高いもので約11メートルもある。このコースは『日本の遊歩百選』に認定されているので、この機会に秋の自然を感じられる日之影町で疲れを癒やしてもらいたい」と話す。
受付会場の日之影町役場では、「虫よけスプレー作り体験」や、地元の木材を使った「バードコール作り体験」、ゴールの宿泊研修施設「石垣茶屋」では、特産品の販売も行う。
開催時間は9時~12時30分。料金は2,000円(弁当、日之影温泉駅の入浴券付き)。申込締切は9月27日。日之影町地域振興課(TEL 0982-87-3910)で受け付ける。