日向市日知屋の「日向ひとものづくりセンター」(TEL 0982-55-1166)で6月16日、「日向技能まつり」が行われる。
ものづくりの楽しさを一般に広く知ってもらおうと、地元の建設、電気工事、左官工事組合などが協賛し、日向地区中小企業支援機構の主催で開いている同イベント。
当日は、かんな削り、壁土塗りなど伝統的な日本の建築技術のほか、実際の作業の映像を使った「VR(バーチャルリアリティー)溶接体験」、カービングやミニ盆栽など20種以上のものづくり体験、仕事体験、生活文化体験コーナーを用意する。このほか、フードコーナーや、ステージではフラダンス演舞や和太鼓演奏を行う。
自分で作った紙ヒコーキで飛距離を競う「紙ヒコーキ飛ばし大会」、トンカチを使って釘を打つスピードを競う「クギ早打ち大会」も展開する。
主催スタッフの長谷川実さんは「一昨年、昨年と2年連続台風で中止となり、今回は時期を初夏にずらして開催することにした。当日は天気がよくなるよう祈りたい。職人技に気軽に触れ、将来の仕事について考えたり、夢を描いたりしてもらえればうれしい。大人の方、特に女性に喜んでいただけるネイル体験、コースター作りもあるので、家族連れなどたくさんの多くの方にお越しいただければ」と話す。
開催時間は10時~16時。紙ヒコーキ大会、くぎ打ち大会参加希望者は日向ものづくりセンターまで要事前申し込み。電話とイベントホームページで受け付ける。