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宮崎・土々呂の高橋水産「ちりめんアヒージョ」が日本一に 日本ギフト大賞で最高賞

日本ギフト大賞2019最高賞を受賞した高橋水産・高橋社長(左から3人目)と留美子夫人(右から2人目)

日本ギフト大賞2019最高賞を受賞した高橋水産・高橋社長(左から3人目)と留美子夫人(右から2人目)

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 日本全国の魅力的な贈り物を顕彰する「日本ギフト大賞2019」の最高賞、ふるさとギフト最高賞に延岡市土々呂町の水産会社「高橋水産」(TEL 0982-37-0626)の「ちりめんアヒージョ」が選ばれた。延岡特産のちりめんを使い、地元の延岡学園高校調理科と共にレシピを考案するなど、食品を通じて地域と一体となった活動を行っている点が高く評価された。

延岡学園高の山浦琉聖さんが作ったヘルシー豚汁(手前)と梅田莉名さんが作ったコロッケ

 同賞は地域の文化に根差した独自性のある贈答品を顕彰することで、日本中の産業と文化を豊かにしていこうと2015年に創設された。

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 せたがや文化財団理事長で国際演劇協会会長の永井多恵子さん、冒険家の今井通子さん、元体操選手の田中理恵さん、三越伊勢丹ホールディングス特別顧問の石塚邦雄さん、全国の地方新聞社などが選考委員となり、商品の「独自性」「創造性」「社会性」などを審査。各都道府県賞を受賞した47点の中から最高賞1点、特別賞3点を選び、4月23日に東京都内で表彰式を開いた。

 最高賞を受賞した「ちりめんアヒージョ」は、釜ゆでし天日乾燥したちりめんをふんだんのオリーブオイルに漬け込み、地元産トウガラシ、自家製魚醤(ぎょしょう)などで味を調え高圧殺菌した。トーストに塗ったり、パスタやサラダに交ぜたり、そのままレンジで温めて食べるのもよいという。

 延岡市では、2017年度に市水産常温加工品製作・販売広域連携体を組織し、県水産試験場での製作支援、先進地視察、道の駅「北川はゆま」でのテストマーケティングなどを通じ、地取れ水産常温加工品の商品化を図ってきた。

 商品化に際し延岡学園高校調理科生にレシピ考案を依頼。ちりめんアヒージョでは、提案された5品目から「ちりめんじゃこをつかったヘルシー豚汁」と「カリッとちりめんじゃこコロッケ」の2品を選び、レシピ化した。コロッケはユーチューブで作り方を公開している。

 最高賞受賞を受け4月25日、延岡市役所で高橋水産の高橋建生社長・留美子さん夫妻、延岡学園の柳田光寛校長らが報告を行った。

 高橋社長は「数週間前まで出品されたことも知らなかったので、連絡を受け戸惑うばかり。今でもびっくりしている状態。以前から常温で持ち運びができる商品開発を進めていたが、あるお客さんから『延岡と言えばちりめんじゃろが』と言われ、ちりめんをメインとしたアヒージョになった。地域の特産であるちりめんを使ったことに加え、延岡学園調理科生の若い発想で料理の幅が広がったように、地域のいろんな人たちの協力でできあがった商品として受賞したものと思う」と喜びを語った。

 報告会では、延岡学園高校調理科3年の山浦琉聖さん、梅田莉名さんが前日から仕込んだ豚汁とコロッケが振る舞われた。試食した高橋社長は「豚汁は自分たちでは発想できなかった日本料理とスペイン料理の共存。まろやかな感じになる。香りもいい」と評価。留美子さんも「コロッケはソースの中にもアヒージョが入っている。ジャガイモとの相性が素晴らしく、子どもでも食べやすい」と笑顔を見せた。

 90グラム入りで、価格は648円。土々呂町の本店、宮崎市の各直営店、延岡市内の道の駅などで販売している。

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