日向市駅前交流広場「ひむかの杜(もり)」(同市上町)が今年10周年を迎え、3月24日に記念イベントが行われる。主催は中心市街地周年イベント実行委員会。
赤ちゃんハイハイ競争のようす(昨年のイースターフェスティバル)
同広場は、ステージの屋根に地元産のスギ材が578立方メートル使われており、市民が自由に憩える場所として親しまれている。毎年8月開催の「日向ひょっとこ夏祭り」、10月開催の「日向十五夜祭」など、日向市を代表する数々のイベントが開かれる。
記念イベントではチーム戦で競う「玉入れ大会」、おもちゃのアヒルを水路に流して競争させる「せせらぎ水路のあひる競争」、駅前広場から市役所までを歩き、暗号を解いて宝探しをするゲーム「街なかヒムカクエスト」、「赤ちゃんハイハイ競争」、から揚げや地鶏の炭火焼きなどの出店やフリーマーケットなど11のイベントが開かれる。
事務局を務める日向市市街地整備課 街なか活性化係の黒木孝亮さんは「年間のイベント件数は増えているが、駅前広場から街なかにお客さんを引き込むことができていない現状がある。駅前から市役所までの宝探しゲームに参加してもらい、子どもから大人までが市街地を歩き、楽しんでもらい、街の活性化につなげられたら」と意気込む。
同じく、街なか活性化係の斧由美さんは「今回の玉入れ競技は『アジャタ』と呼ばれるもので、1チームで100個の玉を高さ約4メートルのバスケットに入れるタイムトライアル戦。ルールは難しくなく、小学生から参加いただけるので、たくさんの方に来てもらいたい」と話す。1チーム6人制で、参加費は1チーム1,000円(傷害保険料込)。優勝、準優勝、3位のチームには賞状と副賞が贈られる。
開催時間は9時~16時。11時からはぜんざいの振る舞いが行われる。問い合わせは街なか活性化係(TEL 0982‐52‐2111)。