日向・美々津で農泊推進団体「ひなたヴィレッジ協議会」(鶴町、TEL 0982-66-6690)が3月9日から、1泊2日の農泊ツアーを行う。
同協議会は、国内外から観光客を呼び込み、地域活性化に役立てるため、地域の魅力を都市へと発信する。活動の一環として、国の伝統的建造物群保存地区を持つ美々津の古民家を活用し、土地の魅力や地元の生産物を知ってもらうためのツアーを企画した。
1日目は、同市平岩で無農薬・無化学肥料でハーブを栽培する「Auga de Hierba」の藤崎直子さんがハーブを使ったワークショップを古民家で開催する。町を散策し、宿泊先の民宿「船待」(幸脇)で地元食材の夕食をとり、同市の魅力を伝え、参加者同士で故郷の良さを語り合う。2日目は、朝日を見ながら元陸上自衛隊で農家の甲斐裕治さんが「体幹づくりエクササイズ」を行う予定。
同会代表の林幸広さんは「江戸時代から続く美々津の古い町並みが今なお残っていることは本当に素晴らしく、昔から住んでいる地元の人も魅力的な人が多い。イベントを通して地元の人と交流し、その中で農家のこだわりやハーブの意外な効用を知ってもらえたらと思う。夜の宴もぜひ楽しみにしてほしい」と話す。
参加費は8,500円(1泊3食付き)。日帰りは3,500円。定員は10人。問い合わせは同会まで。