宮崎・日向の伝統芸能「日向ひょっとこ踊り」の講習会が3月3日、日向市文化交流センター(日向市中町)で開催される。
毎年8月の第1土曜に開催される「日向ひょっとこ夏祭り」に向けて、同実行委員会が主催する講習会は2002年に始まり、今回で16回目。全国各地から踊り手を募っている。
実行委員長の岩本倫尚さんは「現在、私たちが把握しているだけでも北海道から沖縄まで117のひょっとこ連があり、夏の本番に向けて踊りを練習している。私自身も踊り手なので分かるが、手や足、首の動かし方がかなり難しい。踊りの手本となる『橘ひょっとこ踊り保存会』の協力の下、講習会を行うので、経験者も初めてという人もひょっとこ踊りをしてみたいという人は、ぜひ参加してほしい」と話す。「毎年、祭りの参加者は右肩上がりで増えていたが、前回は更新できなかった。2019年は更新し、今後は海外からのひょっとこ連が参加してもらえるよう、働き掛けていきたい」とも。
同日夜、飲食を伴った交流会をホテルベルフォート日向(上町)で実施予定。
開催時間は、講習会=14時~16時20分、交流会=18時~20時。交流会の参加費は、小学生以下=2,000円、大人=4,000円。申し込みは同実行委員会事務局(TEL 0982-55-0235)まで。申し込み締め切りは2月11日。