宮崎・日向のソトラボベースキャンプ(日向市富高)で12月23日、「子ども忘年会」が開かれる。
企画したのは外遊びを推進する団体「ソトラボ」。代表の伊藤悦史さんは2018年6月から子どもや大人が気軽に楽しめるアウトドアイベントを月に2回開いている。これまで、カヌーやスラックラインのアクティビティー、たき火で作るバウムクーヘンや大きな「バケツプリン」、手作りクリスマスリースなどのワークショップを行った。
今回は「市販の菓子を使った料理」をテーマに、ジャガイモが原料のスナック菓子を使った「マッシュポテト」や、たき火で焼いたマシュマロとチョコレート、クラッカーを使った「スモア」などを作る。伊藤さんによれば、手軽に素早く調理できるレシピを使うことで、登山やキャンプ、家庭で子どもたちが自分で調理できるメニューを覚え、その後の生活に役に立てるという狙いもある。アクティビティーとして、フリスビー版のストラックアウトやスラックラインの体験も行う予定。
伊藤さんは「『子どもだって大人みたいに忘年会がしたい』という声を聞き、それならソトラボでお手伝いしようと企画した。子どもたちも勉強やゲームで一年の疲れを感じていると思うので、外で遊び、外で食事をすることで開放感を味わってほしい」と話す。
開催時間は10時30分~13時30分。参加料は800円(3歳以下無料)。申し込み、問い合わせは伊藤さん(TEL 090‐7163‐4007)まで。