宮崎・日向の消臭・芳香雑貨を製造販売する「えこのは」(日向市大字財光寺)が12月1日、クスノキとい草を使用したディフューザーを発売する。
同社は2016年4月に創業し、衣類防虫剤の樟脳(しょうのう)や消臭芳香などを生産販売している。宮崎産クスノキを水蒸気蒸留し、抽出した樟脳油を拡散させるディフューザーは同社の主力商品。今回は熊本県産のい草をリードスティックに、同市美々津町の原田畳店から仕入れた畳のへりを敷物に使っている。
同社取締役で企画部長の川野玲子さんは「今回はリサイクルをテーマに開発した。畳製造の過程できれいなへりの一部が廃棄されることを知り、友人の畳店から譲ってもらうことにした。リードスティックも通常のウッドスティックではないものと思い、畳に使われるい草を使っている。ギフト用でも使えるパッケージにしたので、クリスマスや正月の贈り物にも活用してほしい」と笑顔を見せる。香りは3~4カ月は持続する。
価格は1箱2,700円。道の駅日向(同市幸脇)、まちの駅とみたか(同市上町)、雑貨&カフェ「民」、古民家ギャラリー&カフェ「ゆめのかたちぷろじぇくと。」(以上、美々津町)、オンラインショップ「日向のかおり」などで扱う。