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宮崎・美郷の田代小で伝統野菜「イラカブ」種まき 収穫後は給食にも

田代小3年、4年の20人が参加した種まき

田代小3年、4年の20人が参加した種まき

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 宮崎・美郷町の田代小学校(美郷町西郷田代)で10月9日、伝統野菜「イラカブ」の種まきが行われた。

 イラカブは同町西郷の立石地区に古くから伝わるツケナ、アブラナ科の野菜。3軒しか栽培する農家がなく、消滅寸前になっていた。3年前「立石いらかぶ復活!プロジェクト」が発足し、栽培を始め、今年は「立石いらかぶマスタード」として商品化された。

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 今回の催しを企画した同プロジェクトのメンバー林幸広さんは「イラカブは200年前からあると言われているが、知る人もおらず途絶えようとしていた。存続させるには私たちだけでなく、地元の人がこの伝統野菜を保存、伝承、継承してくことが大事だと考え企画した。食育として田代小の子どもたちと種まきをするのは今年で2回目。このような機会をきっかけに子どもたちが地元の伝統野菜に親しみを感じ、将来イラカブを栽培したいと言ってくれる子どもが出てきて、次世代につなげていけたら」と意気込む。

 今回は同小3年、4年の児童20人が参加。各人が3粒の種をまいた。今後は一人一人が「オーナー」として管理し、生長を観察。12月の収穫まで責任を持って育てる。

 同小3年の木代真直君は「種まきは楽しかった。イラカブを枯らさないよう気を付けたい」、同4年の森田万菜さんは「イラカブがおいしくなるよう、こまめに水をあげて育てていきたい」と話していた。

 収穫後は同プロジェクトが漬け物にして、給食での試食や販売を行う予定。