宮崎の県紙「宮崎日日新聞」の日向中央販売所（日向市永江町、TEL 0982-66-5555）が6月16日、御用聞きサービス「まごころサポート」の出張サービスを行う。

小野所長自ら御用聞きサービスに

　「地域に根差す新聞販売店として、地元の人が困っていることを解決したい」と同販売所が始めた同サービス。もっと気軽に利用してほしいと櫛ノ山団地（日向市日知屋）の集会所に出張し、サービス予約、相談を受け付ける。

　スタッフの伊藤悦史さんは「高齢の方は、自分にあまりお金をかけたがらない。中には我慢することが当たり前になっている方もいて、快適でない暮らしに慣れてしまっているように見える。当サービスではその問題を解消するお手伝いをしたいと思っている。ぜひ、多くの方にこのサポートの実態を知ってもらい、いずれは『まごころサポーター』として地域の見守り活動につなげていければ」と話す。今回出張サービスを企画したのは、「まずは自分たちの活動が人の目に触れ、注目されたいと考えたため。多くの人の困りごと解決のお手伝いができればうれしい」と伊藤さん。櫛ノ山団地は同販売所の販売エリアだという。

　庭木の植え替え、高いところの電球の交換、換気扇の掃除、部屋の模様替えの手伝いなど多様な注文があるという。

　同サポートの支援者が増え、今回はリラクゼーションサロン「いまここ。」（日向市上町）の出張マッサージ（15分500円）や、フリーランスの美容師による出張ヘアカット（3,000円）も行う予定。

　営業時間は10時～15時。利用料金は30分＝750円（販売所の購読者は30分＝500円）。