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日向で「技能まつり」 子どもたちが紙飛行機を一斉に飛ばす

「幼児の部」で手作りの紙飛行機を一斉に放った子どもたち

「幼児の部」で手作りの紙飛行機を一斉に放った子どもたち

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 日向ひとものづくりセンター(日向市日知屋)で10月9日、「第13回技能まつり」が開催された。

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 技能・技術者への理解と「ものづくり」の楽しさを味わってもらうために毎年開いている同イベント。当日は各種ものづくり体験コーナーのほか、太鼓演奏やダンス、ジャグリングショーなどが企画された。

 中でも盛り上がったのが「紙ヒコーキ飛ばし大会」。ステージから投げて、地面に着いた紙飛行機の後ろの部分までの距離を測定する競技で、「主催者が準備した紙を使うこと」「切ったり、貼ったりしてはいけない」「重りをつけたりヤスリがけなどの加工をしてはいけない」「翼は横の幅が8センチ以上」などの細かいルールが決められている。

 参加部門は大人の部(中学生以上)、小学生高学年の部、小学生低学年の部、幼児の部に分かれ、思い思いに折った紙飛行機が会場を舞った。

 自分の子が決勝まで残ったという保護者は、「今回で3回目の参加だったが、どのような紙ヒコーキを作れば勝てるか、子どもたちもわかってきたようだ。それが楽しさのひとつではないか。親である私も興奮した」と感想を話した。

 イベント事務局長の長谷川実さんは「子どもたちがものづくりを通して地元の豊かな地場産業に触れてもらう年に1度の絶好の機会。毎年、参加する企業も楽しみにしている行事なので、来年も趣向を凝らして実施したい」と話す。

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