日向市の新しい地元グルメとして誕生した「サーフィンドッグ」が8月19日、「ご当地グルメコンテスト」(宮崎市)に同市代表として出品される。
毎年8月に行われる「まつり宮崎」の一環で行われる同コンテスト。今回はカフェ「グリングラス」(日向市伊勢ヶ浜)が「マンゴーソース」味、「へべすソース」味の2種の「サーフィンドッグ」で勝負する。ベースはホットドッグ用のパンに「じゃがいもののピューレ」「ココナッツ味のクラムチャウダー」「アボカドソース」などを入れたもの。それに日向産完熟マンゴーを使った「マンゴーソース」、または日向産のへべすで作った「へべすソース」をかける。
同カフェの草野志穂さんによると開発には5カ月かかったという。草野さんは「日向といえばハマグリなので、クラムチャウダーをベースにしたB級グルメができないかと思ったのがきっかけ。まわりの人に試食してもらい、試行錯誤を重ね、ようやく今の形が完成した」と話す。「いずれは日向の新名物として、市内のたくさんのお店がさまざまなスタイルの『サーフィンドッグ』を作ってくれたら」とも。
コンテストに出品されるメニューは1食500円で販売。宮崎県内の26市町村が参加し、購入者が食券で投票する仕組み。「チキン南蛮カレータンタンメン」(都城市)、「へべすといちごのジェラート」(門川町)、「鹿肉DLTバーガー」(美郷町)なども。
会場はMRTmicc2階のダイヤモンドホール(宮崎市橘通西4)。開催時間は10時~17時(投票は16時まで)。荒天の場合は20日順延。