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延岡で「ベガルタ仙台」激励セレモニー 延岡出身DF高田選手も参加

壇上に上がったベガルタ仙台の選手たち

壇上に上がったベガルタ仙台の選手たち

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 延岡市内で春季キャンプを行ったサッカーJ2「ベガルタ仙台」の激励セレモニーが2月4日、エンシティホテル延岡(延岡市紺屋町)で開かれた。主催はNPO法人「アスリートタウンのべおか」と延岡サッカー協会。

延岡のサッカー少年のユニホームにサインをする高田選手

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 ベガルタ仙台が延岡市でキャンプを行うのは24年連続25回目。今年は1月29日~2月5日の日程で行われた。セレモニーには選手、スタッフを招き、延岡市のサッカー愛好家や同チームのファン、サッカー少年たちなどが集まった。昨年末にJ2・ブラウブリッツ秋田から仙台に完全移籍となった延岡出身のDF・高田椋汰選手も参加した。

 2024シーズンを率いることになった森山佳郎新監督は「J1復帰のために、もっともっと上を目指してほしい」と話し、今季のチームスローガン「PASSION(パッション) 限界を超えろ」の下、チーム一丸となって努力することを約束した。

 高田選手は新加入選手を代表してあいさつ。高田選手は「小学5、6年の時に、今日ここに来ている小学生と同じように、サインをする側ではなく、してもらう側として参加し、ワクワクしていたことを思い出した。このステージに立って、ベガルタ仙台のエンブレムを背負っていることをうれしく思うし、もっと成長していかなくてはいけないと感じている。今シーズンは難しく厳しい戦いになるが、昇格するためにチーム全体で同じ方向を向き達成できるよう、貢献できる選手になる」と誓いを新たにした。高田選手の少年時代に延岡の地元サッカーチームで教えた元コーチは、同選手の言葉を聞きながら涙を流していた。その後、高田選手は地元の子どもたちからサインをねだられたり、写真撮影を頼まれたりして、気さくに応じていた。

 延岡市サッカー協会の木村重俊会長は「先輩方の努力で延岡でのキャンプ開催が実現し、キャンプが縁で、仙台の少年サッカーチームと延岡の子どもたちとの交流も続いている。ベガルタ仙台のキャンプはプロの高い技術を見る良い機会であり、これからも高田君のような子が出てくるとうれしい」と話す。

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