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宮崎・延岡でSDGs映画の上映会 初回は社会起業家を追うドキュメンタリー

(左から)宮崎ソーシャルシネマプロジェクト実行委員会の河竹あみかさん、山中はるなさん

(左から)宮崎ソーシャルシネマプロジェクト実行委員会の河竹あみかさん、山中はるなさん

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 ドキュメンタリー映画「ザ・ニュー・ブリード」の上映会が8月20日、「延岡市コワーキングスペース」(延岡市幸町3)で開かれる。

過去のソーシャルシネマのようす

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 貧困や環境破壊などの社会問題を解決するために事業を行う社会起業家の挑戦を追ったという同作品。彼らの姿を通して社会起業家ムーブメントを多角的な視点で浮き彫りにしながら、植民地主義や不平等、貧困の歴史などを伝えるとも。

 上映会を主催するのは、「宮崎ソーシャルシネマプロジェクト実行委員会」(富美山町)。代表の山中はるなさんは「宮崎県北で社会的課題を取り扱った映画を上映し、市民が語り合うことで、新たな学びや交流の場を作ろうと企画した。昨年3回開催して、リピーターが増え、生徒を連れてきてくれる教師や友人を連れてきてくれる人もいて、コミュニティーの広がりを感じている。今年もさらにコミュニティーを広げたい。イベントを通してソーシャルアクションを起こす人が出てきたらうれしい」と意気込む。

 映画の上映後には、宮崎県出身でインバウンドのコンサルティング会社「訪う(おとなう)」(高千穂町)社長の日高葵さんをゲストに招いてトークセッションを行うほか、参加者による対話の場を持つ。山中さんは「日高さんもソーシャルビジネスの起業家の一人。対話で日高さんの考えに触れてもらえたら」と話す。

 今後は、来年2月まで4回にわたってイベントを開く。第2回(10月14日)は性暴力を扱った「女を修理する男」、第3回(12月10日)は環境問題を扱った「グリーン・ライ エコの嘘」、第4回(来年2月18日)はファッション業界に迫った「ザ・トゥルー・コースト ファストファッション 真の代償」を、それぞれ上映する。

 開催時間は14時~17時。参加費は、一般=1,000円、学生=無料。エンドロールに支援者名を流す「イベント応援寄付つきチケット」(3,000円)も販売する。定員30人。

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