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宮崎「道の駅つの」でアップサイクルのジャム 未来財団と出荷者がタッグ

「道の駅つの」の魅力向上担当を務める「つの未来財団」の假屋義人さん

「道の駅つの」の魅力向上担当を務める「つの未来財団」の假屋義人さん

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 宮崎・都農町の「道の駅つの」(都農町大字川北、TEL 0983-25-5055)でふぞろいのイチゴを使ったジャムの販売を開始して1カ月がたった。

「道の駅つの」のイチゴジャム売り場

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 3月23日、販売を開始した同商品。「つの未来財団」(都農町川北)と川南町のイチゴ生産農家「su-nao farm(スナオファーム)」が協力して開発した。本来なら捨てられてしまうイチゴを活用する。「道の駅つの魅力向上担当」を務める同財団の假屋義人さんは「地域の未使用資源を活用した加工品を作ることによって、アップサイクルを実現し、出荷者および地域の課題解決につながるのではと考えた。同道の駅にイチゴを出品していたスナオファームから、ちょうど加工品が作りたいと相談を受け、思いが合致した」と話す。

 イチゴジャムはグラニュー糖ときび糖を使った2種類(各650円)を用意。スナオファームと、同財団が運営する「BUNMEIチャレンジカフェ」(同)のパティシエで小野喜敬さんが共同開発し、小野さんが製造を担当する。

 假屋さんは「『ゆめのか』というイチゴの甘酸っぱさを生かした味わいに仕上げている。グラニュー糖のジャムはすっきり甘く、きび糖はコクのある甘さが特徴。イチゴの果肉が残る食感になっているので、パンはもちろん、ヨーグルトに入れるのもおすすめ」と話す。

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