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日向ステアーズ・オブ・ザ・シーのカフェ、今年は地元産「イチゴあめ」販売

カフェ「PINKY CREAMERY(ピンキー クレマリー)」の小高綾美さん

カフェ「PINKY CREAMERY(ピンキー クレマリー)」の小高綾美さん

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 商業施設「STAIRS OF THE SEA(ステアーズ・オブ・ザ・シー)」(日向市平岩、TEL 0982-50-6789)のカフェ「PINKY CREAMERY(ピンキー クレマリー)」が1月1日、地元産のイチゴを使った「イチゴあめ」の販売を始めた。

ステアーズ・オブ・ザ・シーの建物横に設置されたキッチントレーラー

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 屋外に設置したキッチントレーラーで営業する同カフェ。毎年1月~5月の季節限定で、九州内で生産されたイチゴを使ったイチゴあめを販売する。カフェスタッフの小高綾美さんが「地元の食材を使いたい」という思いから、今年は日向市東郷町の観光農園「笹木野いちご園」で育てたイチゴを仕入れ、イチゴあめを作る。

 イチゴは「こいみのり」「さがほのか」「おいCベリー」「べにほっぺ」の4種で、1粒20~25グラムのもの3粒を串に刺し販売。あめの食感やイチゴに合う甘さのあめを作るため、砂糖はさまざま種類を使い試作を重ねた。砂糖と水の分量を調整するなど、約1カ月をかけてレシピを開発したという。

 小高さんは「日向市内だけでなく県外からのお客さんも多く、地元産の食材を使い、おいしい食材が日向にはあることを知ってもらうきっかけとなれば、と思っていた。イチゴあめはインパクトを大事にして、大きめのイチゴをお願いしている。元日から9日間で約1000本も売れて驚いている。イチゴの甘さや香りが今まで食べたものと違うというお客さんの声が多く、1日に3度買いに来る人や毎週来るリピーターが多い。一本一本手作りなので、ぜひ召し上がってほしい」と笑顔を見せる。

 同園のイチゴ生産者・橋口昭太郎さんは「イチゴあめをきっかけにイチゴ狩りの問い合わせがきている。今までリンゴあめしか食べたことがなかったが、正月にイチゴあめを家族で食べてとても好評だった。当園のイチゴは注文が入った時に完熟のイチゴを収穫し鮮度が高い状態で卸すようにしている。さまざまな方に食べていただきうれしい」と話す。

 価格は1本600円。営業は土曜・日曜・祝日の10時~17時。ゴールデンウイークまで販売予定。

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