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日向・東郷に「バイカーズ カフェ D.I.J.」 30代男性2人が互いの趣味生かして

(左から)「Bikers Cafe D.I.J.(バイカーズ カフェ ディーアイジェー)」の村川正輝さんと鈴木正伸さん

(左から)「Bikers Cafe D.I.J.(バイカーズ カフェ ディーアイジェー)」の村川正輝さんと鈴木正伸さん

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 カフェ&レザークラフト店「Bikers Cafe D.I.J.(バイカーズ カフェ ディーアイジェー)」(TEL 0982-60-1571)が日向市東郷町の国道327号沿いにオープンして、1月18日で1カ月となった。

カレールーで「耳川」、ご飯で「冠岳」、青のりでシカを模した「グリーンカレー」と「メロンクリームソーダ」

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 同店を経営する村川正輝さんと鈴木正伸さんは2016(平成28)年3月、ウェブ制作会社「HP製作所 ZerO(ゼロ)」を同市鶴町で立ち上げた。昨年8月には東郷町に移転。9月に上陸した台風14号により、改装中だった事務所が床上1メートルの高さで浸水被害に遭った。

 バイク愛好家で10代の時からロードスポーツバイク「ホンダ GB250 クラブマン」を乗り続ける村川さんは「復旧作業中に地元の人たちが様子を見に来たとき、『カフェがあったらいいね』という話になった。国道327号はツーリングしやすい道で自分の回りもバイク好きが多い。事務所の立地もよく、料理好きの鈴木さんにカフェを開かないかと相談し、ウェブ制作会社も運営しながらカフェも開業することとなった」と振り返る。「台風の被害後、約3週間、店内にあった泥をかき出したり、拭き上げたりした。互いの好きなことでできることを形にしようと思った。バイクブームが到来していることと県北にはバイカーズカフェが少ないと感じた。平日もよくツーリングを楽しむ人たちが通る。目的がないとバイクに乗りづらいという人もいると思うので、ここのカフェを目的にコーヒーを飲みにきてほしい」とも。

 料理好きでレザークラフトを制作する鈴木さんは「私も以前、バイクに乗っていた。お客さんからバイクの話を聞き、また興味が湧いている。お客さんに驚かれることが、店のフードメニューが全て手作りということ。バイク好きの人だけでなく地元の人やお子さんも食べられるようなメニューを開発していきたい。レザークラフトは、バイク用のバックや財布などもフルオーダーで作る」とも。

 メニューは、エスプレッソマシンで入れるコーヒー「オリジナルブラック珈琲(コーヒー)」(400円)、「カフェオーレ」(500円)、メロンソーダにアイスをトッピングした「メロンクリームソーダ」(400円)、同町の冠岳を模した「冠岳グリーンカレー」(1,000円)、かつおの削り節などからだしを取り、牛と豚のホルモンを油で揚げ、うどんの上にトッピングした「かすうどん」、「ナポリタン」(以上、900円)、オーダーを受けてから生地を焼き上げる「イチゴクレープ」「チョコバナナクレープ」「アラモードクレープ」(以上、500円)などを用意する。

 屋外にキャンプスペースを設け、テント=4,000円、寝袋=1,000円で貸し出す。

 営業時間は、平日=11時~19時、土曜・日曜・祝日=10~19時。火曜定休。

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