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日向の塩見まち協がブルーベリー葉収穫 栽培10年、活用した茶のリニューアルも

ブルーベリー葉収穫に参加した塩見まちづくり協議会を中心とする地域の住民

ブルーベリー葉収穫に参加した塩見まちづくり協議会を中心とする地域の住民

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 日向市の塩見まちづくり協議会(日向市大字塩見、TEL 0982-53-6857)が10月23日、同地区で栽培するブルーベリー葉を収穫した。

3袋入りと8袋入りの2種類を用意する「美笑福(みえふる)茶」 ※写真提供=塩見まちづくり協議会

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 「ひょっとこ踊り発祥の地」として知られる日向市の塩見地区。同会は2010(平成22)年9月、結成当時40代の塩見厄年会と厄年OB会を中心に、親子3世代で同地区を盛り上げようと設立した。祭りなどの地元行事への参加や子ども向けイベント開催などの功績が認められ、2013(平成25)年には文部科学大臣賞を受賞している。

 宮崎大学と連携して2012(平成24)年から始まったブルーベリー葉茶専用品種「くにさと35号」の栽培も、自主財源の確保や遊休農地解消を目的とした同会の活動の一環。2014(平成26)年にはブルーベリー葉とへべすの果皮のブレンド茶「ブルーベリー葉&へべす」の販売を開始している。

 毎年恒例の収穫会には同会員や地域住民が参加して、約7000本のブルーベリー葉を収穫。オリジナル茶のリニューアルお披露目会も開催した。

 同会会長の松木親則さんは「抗酸化作用が期待される『プロアントシアニジン』が多く含まれている塩見産のブルーベリー葉を使うオリジナル茶は日向特産のへべすの果実をブレンドした爽やかな味わい。栽培開始から10年をきっかけに、商品名を『美笑福(みえふる)茶』に変更し、パッケージも一新した」と話す。

 価格は、3袋入り=324円、8袋入り=864円。新たに「雑貨 上々屋」(財光寺)に販売を委託し、今月中の販売開始を予定する。

 松木さんは「いろんな人に塩見産ブルーベリー葉茶を美容茶や健康茶として楽しんでもらいたい。会員と共に今後も地域をさらに盛り上げていければ」と話す。

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