日向・美々津のコワーキングスペース&カフェ「ゆめのかたちぷろじぇくと。」(中町、TEL 070-1303-5809)が9月、創立6周年を迎えた。
畑さんがデザインしたのれんが目印の「ゆめのかたちぷろじぇくと。」
神武天皇が船出したという神話が残り、江戸、明治時代からの古民家が立ち並ぶ伝統的建造物保存地区のある美々津町。「ゆめのかたち」は、築150年の古民家をリノベーションした館主の八田俊吾さんが、夢に挑戦し人が集まり、夢を実現させるために互いに鍛え合う場にしようとオープンした。
6周年を記念し、画家・松田大児さんの個展を開催中する。松田さんは「個展を開催するのは7回目。メインの作品は『天真爛漫(らんまん)』で、モデルは館主の八田さん。長髪だった頃を思い出して作品にした」と笑顔を見せる。
館長の畑靖子さんは「少しずつお客さんが増えて、美々津に住む人たちもスイーツを目当てに来てくれるようになった。小さなことからコツコツとやって、やっと実になったものもあったが、コロナ禍で駄目になったこともあった。いいことと悪いことの繰り返しの中、なんとか6周年を迎えられた」と話す。
営業時間は10時~16時。水曜定休。松田さんの個展は10月31日まで。