宮崎・日向の美々津町で8月13日、「迎え火」を焚く人々の姿が見られた。
迎え火は、盆の入りに先祖の霊を迎えるために焚くもの。古民家が立ち並ぶ伝統的建造物保存地区の美々津・立縫地区では、お盆には家々がご神灯を掲げ、先祖の霊を慰める。
例年、盆が明ける16日に精霊流しや花火大会も行われるが、3年連続で中止となった。
同町でゲストハウスや古民家カフェを営む本村圭三さんは「花火大会が中止となり残念な気持ちもあるが、新型コロナウイルスの感染者数が増加傾向にあるので仕方ない。来年こそはカフェの前の長椅子に座ってみんなで一緒に花火を見たい」と話す。