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延岡のデザイナー・おのいずみさんが個展 収益は動物保護団体へ寄付

初個展「私は光をにぎっている」を開くおのいずみさん

初個展「私は光をにぎっている」を開くおのいずみさん

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 宮崎・延岡出身のデザイナー・おのいずみさんの個展「私は光をにぎっている」が3月18日から、低糖質専門カフェ「BLUE OWL(ブルーオウル)」延岡山下店(延岡市山下町3、TEL 0982-20-6883)2階で始まる。

おのいずみさんが装丁を手掛けた手製本

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 おのさんは延岡市稲葉崎町出身。延岡星雲高等学校のフロンティア科を卒業後、東京の多摩美術大学の統合デザイン学科に進学し、2020年に延岡へUターンした。現在は延岡市のデザイン会社「オノコボデザイン」(延岡市川原崎町)に勤める。

 イラストのほか、装丁を手掛けた手製本を展示する。個展のキャッチフレーズについて、おのさんは「『私は光をにぎっている』とは大正時代の詩人・山村暮鳥の詩『自分は光をにぎつてゐる』から取った言葉。自分を信じているという力強いメッセージのある詩で、言葉の響きが好きで選んだ」と話す。物販の収益は、犬や猫の保護活動を行っている団体「いのちのはうす保護家」(国富町八代北俣)に寄付する。

 現在、自身の作品集をまとめ、同個展で販売する予定のおのさんは「犬が好きなので少しでも役立ててもらえたらと考えた。元々は写真が好きで、大学在学時は友人と写真の展示を行ったりしていた。今回は初めての個展を技術力を上げたいと企画した。デザインに興味がある人やカフェに来た人に少しでも楽しんでもらえたら」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は10時~18時。鑑賞にはカフェでの注文が必要。21日まで。おのさんの在廊時間は11時~17時。

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