宮崎・延岡のビールメーカー「宮崎ひでじビール」(延岡市行縢町、TEL 0982-39-0090)が4月1日、エイプリルフールを記念して限定ビール「ワライダケエール」の販売を開始した。
エイプリルフール限定ビールは昨年の「ツチノコエール」に続き、2作目。同社によると、昨年から続くコロナ禍での外食需要の落ち込みに対して、「新型コロナウイルスに負けない」「経済を止めるな」との思いを込め、「クラフトビールらしい楽しさで、お客さまだけでなく、飲食店の皆さまにも元気になっていただきたい」という思いで、多くの人が笑顔になれる商品を企画したという。
宮崎県が生産量全国2位の乾(ほ)しシイタケを原料に使う。同社ホームページには「コロナ禍の閉塞感に満ちた世にささやかな『笑いだけ』を贈りたい」とあり、「Go To Beer Trip!」や「本当に販売しています!」の文字も躍る。アルコール度数は6%。
同商品はシイタケのうま味成分グアニル酸を効果的に抽出する「ステップインフュージョン」という加熱方法で、ビールにより深いうま味を閉じ込め、プラムのような豊かな香りも特徴。日本発祥のホップ「ソラチエース」を使うことで、心地よい苦み、南国のフルーティな野花感に、松やヒノキなどのウッディーなフレーバーもあるという。
同社特設ページには、社員が登場するスポーツ新聞風にデザインされた記事も掲載されている。
ひでじビール醸造所売店、オンラインショップのほか、一部、宮崎県内外の飲食店、小売店でも販売する。売店では330ml瓶=500円、オンラインショップでは330ml 瓶8本入り=4000円。その他通常品とのセットもある。