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延岡で「U35 未来会議」 35歳以下を中心に地元の魅力再発見

「ゲストハウスを作りたい」のテーブルで意見を言い合う参加者

「ゲストハウスを作りたい」のテーブルで意見を言い合う参加者

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 「U35 nobeoka 未来会議」が2月13日、延岡駅前複合施設「エンクロス」(延岡市幸町)で行われ、最終回を迎えた。

 昨年11月に第1回が開かれ、20年後の理想の延岡を思い描きながら、自分たちが何をしたいか、何ができるかなどを話し合いながら模索することを目的にした会議。コロナ禍で延期を余儀なくされた回もあったが、全3回の日程が終了した。この日は、感染予防に配慮し参加人数を減らして開催。当日飛び入りで参加した人や延岡高校、延岡商業高校の生徒なども含め、35歳以下の人を中心に20人が集まり、「『何かしたい』が動き出す会議」をテーマに会が進行した。

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 「サウナパンツを作りたい」「海辺でゲストハウスを作りたい」「着物を世界に」「延岡をオンリーワンのまちにしたい」という4つのプロジェクトを発表した各人がそれぞれのテーブルに分かれ、支援したい参加者と共に和気あいあいとしたムードでディスカッションを進めた。

 延岡高校2年の蜷川のほかさんは「普段は知り合えない大人の人たちとさまざまな意見交換をして、経験値が上がった。次回このような機会があったら、私もプロジェクトを発表してみたい」と笑顔を見せる。

 共催した「旭化成」の延岡総務部地域活性化推進グループのグループ長・元永辰也さんは「若い世代が延岡のことを考え、活発に議論している姿を見て、良い会議になったと感じた。継続性のある形が理想だと思うので、引き続き、サポートしていければ」と話す。

 主催した「モヤモヤイノベーションラボ」(幸町)のメンバーで、ソーシャルビジネスの支援を行う「エンコミュニティラボ」の山中はるなさんは「以前住んでいた京都ではこのようなイベントは珍しくないが、延岡ではあまり開催されていないため、参加者同士が『出会えた』という喜びがより大きいと感じた。起業したいと話している人も多く、若い世代にとってソーシャルビジネスが身近なものであることも改めて分かった。実際に動き出してみて、たくさん失敗もして、自分たちの目標に向かって進んでほしい。来年度以降もこのような場をつくっていきたい」と話す。