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宮崎・日之影町で「豚足の唐揚げ」商品化プロジェクト ネット販売目指す

居酒屋左近の「豚足の唐揚げ」

居酒屋左近の「豚足の唐揚げ」

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 「居酒屋左近(さこん)」(日之影町七折、TEL 0982-87-3180)が現在、豚足の唐揚げ商品化プロジェクトの支援者を募集している。

「居酒屋左近」オーナーの田中祐二さん

 オーナーの田中祐二さんは1997(平成9)年、両親と共に同店を国道沿いに出店。日之影町で捕れたイノシシ肉やシカ肉などを使ったジビエ料理、五ヶ瀬川で捕れたアユやヤマメ、ヤマタロウガニなど、地元食材を使った料理を中心に提供している。

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 田中さんによると、新型コロナウイルスの影響で昨年は売り上げが大幅に減少し、一時は店をたたむことも考えたという。「テークアウト品に力を入れるなどしてしのいできたが、今年に入って宮崎県独自の緊急事態宣言が発出され、今までと同じ方法では切り抜けられないと痛感し、何かいいアイデアはないかと思案していた」と話す。

 インターネットで地元の名産品を販売するSEWANE(せわね)社長の重信誠さんは、そんな田中さんの困った姿を見て、店の人気メニューである「豚足の唐揚げ」を商品化してネット販売を始めないかと提案した。重信さんは 2020年2月、製造販売を中止していた日之影町特産のコンニャクを使った唐揚げを復活させた経験がある。重信さんによると、豚足の唐揚げはゆで上げた物を揚げるため高温の油がはね、仕込みに時間もかかるため、宮崎の飲食店でも出す店は少ないという。

 日本唐揚協会の会員という重信さんは「日之影町には豚足の唐揚げのような隠れた絶品唐揚げがまだまだある。おいしいものは積極的に発信して、『カラアゲニスト』として唐揚げでコロナ禍の困っている飲食店を救いたい」と意気込む。

 商品化に向けて始めたクラウドファンディングでは、集まった資金を、そうざい製造業取得に伴う店舗改装や商品デザイン、栄養成分表示検査、商品ラベル印刷などに充てる予定といい、商品販売は今年6月を目指す。

 田中さんによると、豚足の唐揚げは日之影町産のゆずを使った自家製ポン酢に漬け込むため、さわやかな香りが楽しめて、女性客にも人気という。「豚足の唐揚げは店でも自慢の一品。全国の方にクラウドファンディングを通して知ってもらい、ぜひ商品化したい。日之影町を豚足の唐揚げで盛り上げていければ」と田中さん。

 支援募集は3月22日まで。