日向市を舞台にしたテレビ東京系のドラマ「物産展の女~宮崎編~」が2月11日、UMKテレビ宮崎で放送される。
空と海のパノラマを一望できる日向市の観光名所「馬ケ背」でも撮影された
作家・桑野一弘さんの同名小説を原作に実写化した作品で、同市と都城市で2024年11月に全編宮崎ロケで撮影・制作した。ドラマは前後編の30分のストーリーで、同市が舞台となるのは前編。
俳優・平祐奈さんと山口紗弥加さんがダブル主演を務める物語は、物産展開催のために逸品のご当地グルメを見つけて出店交渉を行う食品バイヤーという職業を題材にする。若手バイヤー・蓮見春花(平祐奈さん)と伝説のカリスマバイヤー・御厨京子(山口紗弥加さん)が食に携わる人々との出会いを通じて、「世界を動かしていく」ヒューマンドラマ。
日向市ふるさと物産振興課の後藤仁さんは「ドラマ撮影の当日は、天気に恵まれて最高のロケーションで撮影された。ドラマ内では日向の若鶏を使った料理が登場する。日向市は若鶏の農業産出額が2019年から4年連続日本一を誇り、その魅力を解説するシーンも描かれる。食の情報だけでなく、観光地など日向市の魅力を、さまざまな人に届けられることができてうれしい」と話す。
同課の野別亮さんも「出演者が地元特産の食材を使った料理をおいしそうに食べる場面が、とても印象的。ドラマを見て聖地巡礼を目的に訪れる人が増えたら。今後日向市の食や観光名所だけでなく、人の温かさといった魅力も含め、より多くの人に伝えられたら」とも。
放送時間は19時54分~20時54分。前後編2話連続放送。