宮崎・門川の「濱田水産」(門川町庵川、TEL 0982-63-4745)が12月29日~31日、庵川漁港内で魚の直売を行う。
庵川漁港に漁船「秀恵丸」を持つ同社。日向灘の定置網漁の魚や養殖魚を市場に卸し、直販も行う。同社の濱田秀昭さんは門川町役場に勤めていた時から、漁師が直接消費者に調理した魚を提供する「フィッシャーマンズフェス」や、漁師の仕事を広く知ってもらおうと定置網体験ツアーなどを企画。昨年、役場を退職し、家業の漁師に転身した。
当日は、カンパチ、ハマチ、タイ、オオニベなどを販売する。濱田さんによると、カンパチとハマチは稚魚から3年間育ててきたものだという。
濱田さんは「コロナ禍でなかなか人と集まることが難しい年越しになりそうだが、贈答用や正月用に庵川の活じめ鮮魚を用意する。たくさんの方に食べていただきたい。早めの申し込みであれば地方発送にも対応する」と話す。
価格は1キロ当たり、カンパチ=1,500円、ニベ=800円、ハマチ=1,100円、タイ=1,000円。1尾の重さは、カンパチ、ハマチ=4キロ前後、ニベ=5キロ前後、タイ=1キロ前後。
販売時間は6時~11時。場所は漁港内の秀恵丸水揚げ場。「当日は高く掲げた大漁旗が目印」と濱田さん。