移住促進イベント「九州移住ドラフト会議2021 supported by ソラシドエア」が9月20日、オンライン上で始まった。主催は九州地域間連携推進機構。
プロ野球ドラフト会議をモチーフに、移住希望者を「選手」、受け入れ希望地域を「球団」に見立て、両者のマッチングを図る同イベント。10月末まで移住希望者のエントリーを受け付け、 来年3月開催のクライマックスシリーズまで約半年の間に「移住力強化キャンプ」「指名会議」「バーチャル観光」などを展開する。
2016(平成28)年に鹿児島で始まり、2019年は鹿児島・熊本・宮崎の南九州3県を舞台に、全国各地からの移住希望者・移住検討者が集まった。今年から九州全7県にエリアを拡大し、「海リーグ」「山リーグ」に分け、2部リーグで開催する。これまでの常連地域をはじめ、九州各県からユニークで情熱的な14地域が集まる。
宮崎県北から唯一の出場で、昨年の優勝「球団」である「西臼杵3兄弟フォレストピアーズ」は新たにメンバー3人を追加。今年は「西臼杵軍フォレストピアーズ」として2連覇を狙う。高千穂町在住で「球団代表」の佐藤翔平さんは「昨年は指名選手とアプリ開発や特産品を使ったレシピ考案など、多岐に渡る活動ができた。今年は地域の商品を売っていくような地元の営業マンになってくれる人を募集したい。思いを共有できる人を指名できれば」と意気込む。