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宮崎・日向の蒸しパン店が「息子のいたずら」で急きょ大量生産 市内で出張販売へ

中内さんといたずら盛りの1歳8カ月の長男

中内さんといたずら盛りの1歳8カ月の長男

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 日向市の蒸しパン専門店「もってぃ」(亀崎西、TEL 0982-95-0716)が9月14日から、アクシデントにより急きょ作らざるを得なくなった480個の蒸しパンを市内各所で販売する。

110~160円で販売するもってぃの蒸しパン

 同店は店主の中内由美さんが乳製品、卵、油を使わず、天然酵母を使って作る蒸しパンの店。第2子となる1歳8カ月の長男の面倒を見ながら、店を切り盛りする。酵母を発酵させ、生地にするまでに4日という時間が必要なため、先週960個分の仕込みを始め、予備発酵を行っていたところ、2台の機械のコンセントが抜け電源が切れていたことに気付いた。これでは翌週に予定の数のパンが作れなくなると慌てた中内さんは、さらに480個分の発酵を開始。その後、最初に作業していた酵母を見てみるときちんと発酵できていたため、1440個分の大量の酵母を抱えることになった。

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 「大量の蒸しパンを作ったところで売れるのか。どうやって売ったらいいか分からない」と頭を抱えた中内さんは日向市産業支援センター「ひむか‐Biz」や知人に相談。地元スーパーや市役所などに掛け合ってもらい、今週金曜まで4カ所で出店できることになった。

 中内さんは「最初は父が電源を切ったのではないかと疑ったりしたが、どうやら長男がいたずらしてコンセントを抜いたよう。いま4歳の娘もこの店で育て、おとなしくて悪さをすることもなかったが、息子は力も強いし、好奇心旺盛。もっと注意しておけばよかったと反省している」と話す。「酵母を無駄にしたくないという思いから相談したところ、いろいろな方が協力してくれ、涙が出るほどうれしかった。1つでもいいので買っていただけたらありがたい」とも。

 出店日時と場所は、14日・18日11時~14時=マルイチ財光寺店(財光寺)、15日・17日12時~13時=日向市役所(本町)、16日11時~11時10分=日向ひとものづくりセンター(日知屋)。まちの駅「とみたか」(富高)、ひむか‐Biz(鶴町)でも委託販売する。 

 店の営業時間は10時~18時(日曜は16時まで)。日向市役所での出店時間は休業。

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