弁当や総菜を販売する店「バンビ」(日向市南町、TEL 0982-95-0706)は9月7日、「細島コロッケ」の店頭販売を開始した。
同店は野菜の水耕栽培を手掛ける「SPミヤザキ」(東郷町)と、商社「ユニバーサルインターテック」(細島)が商品開発した「細島コロッケ」の製造を請け負う。SPミヤザキが水耕栽培で育てた大葉と、細島港に上がるマグロを材料にしたコロッケで、宮崎市内のフランス料理のシェフが監修、調理指導し、製造する。イベント出店用のテークアウト商品として開発した。
「今年は細島の花火大会や祭りが中止になり、細島コロッケを地元の人に広くお披露目する機会がなくなってしまった。そのため、弁当と一緒に、店頭で販売することにした」と「バンビ」社長の志賀明さん。「大葉とマグロをぜいたくに使ったコロッケで、大変納得いく味に仕上がっている」と自信をのぞかせる。
細島コロッケは1個130円。日替わり弁当2種(380円、480円)も販売しているため、店を切り盛りするスタッフは、「細島コロッケをまとめて購入いただける場合は、揚げたてを用意したいので事前に電話をいただけたらうれしい」と話す。
営業時間は10時30分~(売り切れ次第終了)。土曜・日曜・祝日定休。