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宮崎・門川の日向屋が創業25周年 「手羽とオリーブ」で全国区目指す

「日向屋」専務の請関仁さん

「日向屋」専務の請関仁さん

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 宮崎・門川の総菜メーカー「日向屋(ひゅうがや)」(門川町庵川西、TEL 0982-63-7250)が7月、創業25周年を迎えた。

「手羽とオリーブ」の赤唐辛子風味(左)と黒胡椒風味

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 主に鶏肉や豚肉を使った総菜の企画、開発から製造、販売までを行う同社。これまで、捨てられる部位だった鶏手羽に着目し、レトルト食品として商品化してきた。中でもあぶった国産の鶏手羽をオリーブオイルに漬けて合わせた「手羽とオリーブ」は同社の代表的な商品で、今年3月に従来の缶詰のほかに、レトルトパウチ版の提供を始めた。「手羽とオリーブ 黒胡椒風味(袋)」「手羽とオリーブ 赤唐辛子(袋)」(以上、105グラム=320円)の2種類。

 専務の請関仁さんは「鶏本来のおいしさが詰まっている手羽肉を手軽においしく食べていただきたいと開発したのが『手羽とオリーブ』。国産の親鶏とオリーブオイルの相性がよく、フレッシュな風味と香りを特徴とする。コロナ禍であまりPRができなかったが、より手に取りやすい形にと今回パウチ版を誕生させた。化学調味料不使用にし、価格も下げ、都心部のコンビニでも扱っていただけるようになった。地元の人にも知ってもらうと共に、さらに多くの店で取り扱ってもらい、酒のお供として全国区の知名度を得られたら」と話す。「おつまみとしてだけでなく、残ったオリーブオイルは調味料としてパスタとあえたり、冷ややっこやガーリックトーストにかけたりしてもおいしい」とも。

 宮崎県内では宮崎空港で販売している。

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