地域全体を博覧会に見立てて展開する体験交流イベント「ひむかのくに えんぱく~延岡のご縁をつなぐ博覧会~」の実行委員会で現在、年間を通じてプログラムを提供する「誘い人」を募集している。
地域資源を体験プログラムの形で提供することで、地元の魅力を掘り起こし、地域の価値を高め、まちを元気にする取り組みで、2010(平成22)年に始まった。
11年目の今年は、夏休みに開催するファミリー向けの「キッズえんぱく」、延岡市を中心に県北9市町村で開催する「秋季えんぱく」、年間通して体験できるプログラムを集めた「通年えんぱく」を計画している。
誘い人は、「習得した知識や技術を生かして活動を始めたい人」「お店の存在や新商品をアピールしたい人」「地域の素晴らしさを多くの人に伝えたい人」などが対象と。誘い人になると、実施したいプログラムを格安でパンフレットやガイドブックに掲載できる。
実行委員会ワーキング座長の馬場和久さんは「えんぱくはものづくり、食、文化、自然体験など地域の素材を生かしたさまざまなプログラムを行うことで、地域を元気にする取り組み。夏休みに開催するキッズえんぱくには昨年、400人を超える参加者があった。新型コロナウイルスの感染拡大で今年の開催については不透明な状況にはあるが、終息した暁には、えんぱくを通して地域に活力を取り戻したい。意欲のある人、大歓迎」と話す。
今年度の第1弾となる「キッズえんぱく」は7月27日~8月9日の開催を予定する。8月2日はかわまち交流館、8月9日は延岡駅前複合施設エンクロスを会場に、複数のプログラムを集中開催する。
キッズえんぱくのエントリー料は1,000円(かわまち交流館で販売する人のみ2,000円)。参加希望者は5月15日までに、実行委員会事務局(延岡商工会議所内、TEL 0982‐20‐0008)に申し込む。秋季えんぱく、通年えんぱくの誘い人も同時に募集する。