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日向の中華料理店が12周年 麻婆を使った5つのメニュー「麻婆FIVE」が名物に

卵チャーハンに麻婆をかけた「麻婆炒飯」

卵チャーハンに麻婆をかけた「麻婆炒飯」

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 日向・大王谷の中華料理店「ドラゴンキッチン」(TEL 0982-95-7027)が3月で12周年を迎えた。

ボリュームのある「こども弁当」

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 店主の椎葉譲司さんは広島で調理の腕を磨き、2008年3月にドラゴンキッチンを独立開業した。

 小学校や保育園などが近くにあるため、家族連れや学校関係の集まりなどで利用する客も多いという同店。コロナウイルスの感染拡大防止のため、すぐ目の前の小学校が休校になると、給食を食べられなくなった子どもたちのためにと「こども弁当」(500円)の販売を始めるなど、地域に寄り添った営業を続ける。

 椎葉さんによると、最近では麻婆(マーボー)を使った5種類のメニューが人気で、トロトロに煮た軟骨を麻婆風にアレンジした「麻婆軟骨」(890円)、チーズをふんだんにトッピングした「チーズ麻婆豆腐」(900円)、あんかけ焼きそばのあんを麻婆に変えた「麻婆炒麺」(860円)、卵チャーハンに麻婆をかけた「麻婆炒飯」(850円)、麻婆に豆板老油や中華調味料、香辛料を加えて激辛に仕上げた「DEATH(デス)麻婆豆腐」(870円)がドラゴンキッチンの「麻婆FIVE」として名物になった。

 椎葉さんは、「長男が3月で保育園を卒園し、小学校に入学する。こども弁当は、同世代の子どもを持つ親として、自分にできることをと思って始めた。内容はその日にある食材で私が決めるお任せになるが、ボリューム感がある弁当にしている」と話す。麻婆については、「麻婆豆腐がおいしいと言ってもらえるようになり、少しずつバリエーションを増やしてきた。DEATH麻婆豆腐は、本当に辛いものが得意な人以外にはお薦めしない」とも。

 この日初めて「DEATH麻婆豆腐」を口にした30代の男性は「一口食べただけで毛穴という毛穴から汗が噴き出した。あまりに辛いのでゆっくり時間をかけて完食したが、食後の達成感とデトックス感が半端ない。一度は食べる価値がある」と汗だくで話していた。

 営業時間は11時30分~14時、17時30分~21時。水曜夜・木曜定休。

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