日向市が2月4日、全国有数のサーフスポットを有する同市ならではの魅力を発信する「リラックス・サーフタウン日向」の一環としてPR動画の第4弾を公開した。
2016(平成28)年から毎年制作するPR動画。第1弾の「Net surfer becomes Real surfer」は、国内最大級の広告賞「2017 ACC 東京 クリエイティビティ アワード」で「ACCシルバー」、昨年には地域活性化センターが主催する「ふるさと動画大賞」を受賞した。2018(平成30)年制作の「ヒュー!日向でおじさんサーフィンデビュー」も「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2019」の観光映像部門で「観光映像大賞(観光庁長官賞)」を受賞している。
今回、新しく公開した動画のタイトルは「ヒュー!日向でHOW TO START SURFING!」。日向市特産のかんきつ類「へべす」を収穫するおばあちゃんが、落としたへべすをきっかけにサーフィンを学んでいく物語。サーフィン初心者向けにサーフボードの種類や選び方、必要なサーフィンの道具、波乗りの基本であるパドリングやテークオフの仕方などを理解してもらえるようにハウツー動画形式になっている。
サーフィンは年齢、性別、人種、属性問わずそれぞれのスタイルで楽しめることから「サーフィンはみんなのものだ、日向の海はみんなものだ」というメッセージも込め、動画では約30人の地元サーファー、外国人サーファー、愛知県から障がい者サーファーがお倉ケ浜でサーフィンを楽しむ様子を描く。
十屋幸平日向市長は「今年は東京オリンピック・パラリンピックが開催される年。東京オリンピックではサーフィンが初めて競技に採用され、国内では今まで以上にサーフィンへの関心が高まっている。日向の海は世界大会も開催できるダイナミックでバラエティにとんだよい波に加え、初心者でも楽しめる穏やかな波が楽しめるエリアもある。今回の動画ではこのような日向の海を表現することに努めた。東京2020大会のビジョンの一つである、多様性と調和を意識した内容ともなっている」と話す。