宮崎・日向でテントサウナのレンタル店「トトノイノココロエ」が2月2日、金ヶ浜で体験イベントを行う。

アウトドアで利用するテントサウナ

　日向市在住で週に1回は必ずサウナに入るという21歳の矢北嘉杜さんがネットでテントサウナの存在を知り、地元に新たな癒やしの場所を作りたいと始めた事業。2019年10月に行われた人材づくりセミナー「ドラゴンアカデミー」のプレゼンテーションで事業を発表し、最優秀賞を受賞した。

　テントサウナはフィンランドが発祥の地とされ、防炎素材を使ったテントの中をまきストーブの熱と、熱したサウナストーンに水をかけることで発生する水蒸気「ロウリュ」で室温を上げるアウトドアで楽しむサウナのこと。矢北さんによると、室温は80度～90度でサウナが苦手な人でも楽しめる温度という。

　矢北さんは「テントサウナは水着や水着の上にTシャツなどを着て、年齢や男女関係なく楽しむことができる。サウナ好きの間では、『ととのう』という言葉があり、サウナ独特の特別な気持ちを味わえ、リラックスする。会場は海が近く、サーファーにも一度試してもらいたい。まだ日向ではテントサウナがあまり知られていないので、この機会に知ってもらえたら」と話す。

　当日は「民宿 金ヶ浜」（大字平岩）のテントサイトで行う。開催時間は10時～17時。持参するものは、水着とタオル。簡易的な更衣室も設置予定。料金は1人1,000円で使い放題。問い合わせは矢北さん（TEL 080-8362-2558）まで。