日向商工会議所女性会が11月30日、日向市駅前交流広場(日向市上町)でキャンドル・ナイトイベント「ひゅうがの灯(あか)り」を行う。
日向商工会議所の中城健太さん(左)と女性会会長の上村由実子さん
地元の高校吹奏楽部の演奏に合わせて、ライターを持参した参加者が芝生広場に設置した約5000個のキャンドルを点火する同イベント。
キャンドルは、女性会指導の下、日向市内の小学生や高校生が廃油を使い作った。キャンドルのレイアウトは日向市内の高校の生徒たちが考え、当日設置する。会場には富高小学校の児童たちが「東京オリンピック・パラリンピック」をテーマにデザインしたあんどんも展示する。
当日は、今年結婚50年目を迎える日向市内在住の夫婦を対象にした「キャンドル金婚式」も行う。花束やプレゼント贈呈のほか、日向市出身のシンガー・ソングライター、山本大揮さんによるギター弾き語り演奏、女性会メンバー手作りのぜんざい、シフォンケーキ、コーヒーなどを販売する「暗闇カフェ」、お楽しみ抽選会なども行う。
女性会会長の上村由実子さんは「毎年新たな企画に取り組んでいる。今年は結婚50周年を迎える地元夫婦をキャンドルでお祝いしようと金婚式を企画した。皆で協力し合って、丁寧に作ったキャンドルを市内外の人たちにともしてもらう。秋の夜長を楽しんでいただければ」と話す。
イベントの様子を撮影した写真作品を募集するフォトコンテストも同時開催する。寄せられた作品は、宮崎銀行日向支店や日向市駅舎で展示・投票を行う。上位3作品には賞品を用意するほか、グランプリ作品は来年開催のイベントポスターに起用する。
会場では、地元ケーブルテレビ局が実施するプロジェクションマッピングも行われる。鑑賞型プロジェクションマッピングとして日向市伝統の「ひょっとこ踊り」を投影し、参加型イベントとして同市特産のかんきつ類「へべす」をゲットしながらサーフボードで波に乗る「へべすサーファー」を展開するという。
開催時間は17時~19時。雨天決行。フォトコンテスト応募作品は、日向商工会議所(TEL 0982-52-5131)で受け付ける。締め切りは12月13日。