プロ野球秋季教育リーグ「みやざきフェニックス・リーグ」が10月7日、宮崎県内の10球場で始まった。日向市ではお倉ヶ浜総合公園野球場(日向市財光寺)で9日、最初の試合が行われた。
今年で16回目となる同リーグ。若手選手の育成・強化のため、秋季教育リーグとして日本のプロ野球のイースタン・リーグ7球団、ウエスタン・リーグ5球団、韓国プロ野球3球団、独立リーグ「四国アイランドリーグplus選抜」の全16球団が参加し、県内で試合を行う。日向市では千葉ロッテマリーンズ、西武ライオンズ、広島東洋カープ以外の13球団が7試合を予定している。
9日は、ウエスタン・リーグの「オリックス・バファローズ」と韓国の「サムスンライオンズ」が対戦し、球団のユニホームを着て観戦する子どもやカメラを構えて選手を撮影するファンなどが訪れた。
始球式でマウンドに上がったのは、門川町在住で9歳の濱田愛生(あいき)さん。濱田さんは「投げる前はとても緊張した。始球式で投げたことをソフトボール部の皆に自慢したい」と話し、球団からオリックス・バファローズのマスコットキャラクター「バファローブル」の縫いぐるみをもらうと、「自分の部屋に飾りたい」と笑顔を見せていた。
お倉ヶ浜総合公園野球場では、今後10日・12日・13日・17日・20日・23日の6日間、試合を開催予定。試合開始は12時30分~(17日は13時~)。