門川町観光協会が現在、宮崎・門川の無人島「乙島(おとじま)」の夏季限定キャンプ場の利用を呼び掛けている。
門川湾に浮かぶ乙島は、柱状節理の岩盤に周囲約4キロ、高さ80メートルの暖地性植物が群生する無人島。キャンプ場「夢人島サバイバルアイランドキャンプ場 乙島おとじま」があり、今年は7月1日~8月28日が宿泊可能日となっている。
同キャンプ場では今シーズン、5人定員のテント9張を用意していたが、7月の長雨と8月の台風の影響で、宿泊客のキャンセルが相次いだ。7棟あるバンガローは一部老朽化しているため、現在は安全性を考慮し、使用不可となっている。
門川町観光協会事務局長の大石隆治さんは「魚釣りやトレッキングなどができ、美しい自然を感じられる場所。7月には音楽とキャンプのコラボイベント『OTOJIMA MUSIC×CANP』を行い、県内からさまざまな人が訪れ盛り上がった。夏もあと少しで終わるが、テントを利用して、気軽に泊まっていただきたい。最後までキャンプ場が空いていることをPRし、たくさんの方に乙島の魅力を知ってほしい」と話す。
レンタル料は、テント1張=2,000円、タオル、ござ、懐中電灯、炭=各300円。バーベキュー台=500円。釣り具=500円。渡船料は、中学生以上=1,500円、小学生以下=1,000円。
問い合わせは門川町観光協会(TEL 0982-57-4110)まで。