宮崎市門川町内にある公立小学校4校で7月24日、「門川町一斉ラジオ体操」が開催された。主催は門川町PTA協議会と子ども会育成連絡協議会。
「門川町一斉ラジオ体操」は、門川町内の小中学生や保護者、地域の人たちが集まり、ラジオ体操を通して「早起き、早寝、朝ごはん」促進を図ろうと、門川小学校(尾末)、草川小学校(加草)、五十鈴小学校(尾末)、西門川小学校(大字川内)の4校で2016(平成28)年から行っている取り組み。
門川小学校では、今年350人がグラウンドに集まり、ラジオ体操前に朝日を浴びながら、片足を上げてバランスをとる「バランスゲーム」を行った。ラジオ体操が始まると、音楽に合わせて背を伸ばしたり、両足で飛んだりするなど元気よく体操を行った。体操が終わった後は、児童らが「ラジオ体操出席カード」にシールを貼ってもらったほか、参加者全員にドリンクやオリジナル製作したファイル、うちわが配布された。
この日は、門川町のマスコットキャラクター「かどっぴー」も体操に参加した。かどっぴーは「毎年、門川町のラジオ体操には三世代、四世代と家族で参加してくれる人が多い。地域の人たちと交流するとてもいい機会だと思う。妻『がわっぴー』と子どもの『びろっぴー』は五十鈴小に行っており、この後行われる西門小で合流する予定。子どもができて、今年から3人で参加できるのが楽しい」と話していた。
小学6年生の女子児童の一人は「朝はそんなに得意ではないが、ラジオ体操のために早起きした。ラジオ体操をやってとても気持ちがよかった。また地区で1週間、ラジオ体操があるので頑張って早起きしたい」と話す。