宮崎・都農の尾鈴山キャンプ場(大字川北)で7月14日、「尾鈴山滝めぐり」が開催される。
都農町と木城町にまたがる尾鈴山は標高1405.2メートル。日本200名山の一つに選出されている。名貫(なぬき)川上流にある滝は大小30以上あり、1944(昭和19)年に尾鈴山瀑布群として国内で初めて名勝に指定された。
今年で28回目となる滝めぐりは、落差75メートルの「白滝」を目指し、「もみじの滝」「やすらぎの滝」「すずかけの滝」などさまざま滝を見て、マイナスイオンを感じてもらいながら約10キロのコースを2時間かけて歩く。
実行委員長を務めて30年となる岩本重喜さんは「尾鈴山は毎年、山々開き、滝めぐり、もみじ狩りと3つのイベントを行っている。滝めぐりは小さなお子さんでも歩ける初心者コースとなっており、休日に山を歩き、滝を見ながらリフレッシュしてもらおうと企画した。毎年、町内外からのリピーターも多い。国の名勝に指定された多くの滝を見てもらい、夏を楽しんでほしい」と話す。
昼のそうめん流しは約160人分を用意し、岩本さんがだしから作ったそうめんつゆで食べる。岩本さんによると、毎年景品を渡すじゃんけん大会も好評という。景品は、都農町産のワイン、菓子、日用品などを用意する。
開催時間は、受付=8時~9時、15時終了予定。参加費は500円。問い合わせは都農町観光協会(大字川北、TEL 0983-25-5712)まで。