日向市のPR動画「ヒュー!日向でおじさんサーフィンデビュー」が5月29日、「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2019」の観光映像部門で「観光映像大賞(観光庁長官賞)」を受賞した。
『ヒュー!日向でおじさんサーフィンデビュー ~THREE OJISAN RELAX IN HYUGA~』は日々のストレスを抱える40代から50代の「おじさん」世代3人が首都圏から日向市を訪れ、サーフィン体験やグルメなどでリラックスする様子を描いた動画。
日向灘に面し、サーファーの聖地である同市の特徴に着目し、サーフィンを活用した町おこし「リラックスサーフタウン日向」の一環として、2018年10月に公開した。2017年製作の「Net surfer becomes Real surfer」「ヒュー!日向に移住&結婚おめでとう!サプライズ・ウエディング・パーティー」に続く動画シリーズ第3弾となる。
同賞は2012年に創設。観光振興を目的に、創造性、振興性、話題性を含んだ観光プロモーション映像を表彰する。「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」のオープンニングセレモニーで授与式が行われ、全国から寄せられた最終選考動画10本の中から、同動画がグランプリに当たる大賞に輝いた。表彰式には日向市観光大使のバレエダンサー西島数博さん、十屋幸平日向市長が出席した。
観光庁は受賞理由で、「サーフィンにチャレンジするおじさんの姿に、年齢を重ねても何かに挑もうとする勇気や喜びが伝わり、思わず応援したくなるメッセージ性の高いシネマティックな観光『体験』映像」と評価した。
日向市観光交流課の葉上耕大朗さんは「日向市がサーフィンでの町おこしを始めて3年。第三弾のPR動画でこのような名誉ある賞をいただき、関係者一同本当に喜んでいる。『ヒュー!日向』が浸透してきた実感もあるが、今後もっと市が活性化するよう、いい波に乗っていきたい。動画の内容を体験できる実際のツアーも予定している。『ビーチスポーツフェス』も6月に開催予定。多くの方に来場いただければ」と話す。