LED照明を活用した野菜の水耕栽培に取り組む日向市の企業「SPミヤザキ」(日向市東郷町山陰丁、TEL 0982-54-1454)が5月、家庭用野菜栽培キット「テーブル菜園」の販売を始めた。
リーフレタスなどを栽培する同社代表の吉田広則さんによると、現代人の野菜不足に注目し、農薬を使わずに育てた野菜を自宅で手軽にとってもらおうと、葉野菜やハーブの株に栄養剤をセットし、生花のように箱詰めにした同商品を開発したという。
吉田さんは「野菜を観葉植物のように自宅で育てて、収穫して食べる『今どれ野菜』を味わってほしい。目で見て、育てて、食べて楽しんでもらいたい」と話す。
吉田さんによると、同キットは定期的に栄養剤を注入し、日中日の当たるところに置いておくことで、品種により3週間~2か月ほど、自家栽培野菜が楽しめるという。
ラインアップは、大葉、ケール、サンチュ、バジル、クレソン、リーフレタス、ルッコラの7種。今後、エゴマやアイスプラントなども開発予定という。
価格は1セット・箱なし=980円、同・化粧箱付き=1,200円。「ママンマルシェ TAKANABE」(児湯郡高鍋町)、ECサイト「ポケットマルシェ」で販売する。