延岡市のビールメーカー「宮崎ひでじビール」(延岡市むかばき町、TEL 0982-39-0090)が4月10日、特別醸造ビール「ことほぎ~寿 KOTOHOGI Red Lager~」の販売を開始する。
祖母傾山国定公園の行縢(むかばき)山のふもとにあるブルワリー
今年5月の改元に合わせて企画された同ビール。麦、米のほか、小豆を原料に使い、祝いの席で供される赤飯をモチーフに開発された。小豆を使ったビールは同社初。
同社企画営業課の金井大さんは「新元号の制定という大きな節目に、みんなでお祝いするのにふさわしい、華やかなビールを作りたいと考えた。小豆で赤い色を付け、レッドラガーにすることで見た目もおめでたい雰囲気になった。豊潤な味わいでボディはしっかりしているが、キレもある。ベースに国産ホップの『IBUKI』を使い、アメリカの『モザイクホップ』で仕上げているので、飲んだ時にフルーティーな香りがふわっと漂うのも特徴。ビールマニアの方にも、クラフトビールにトライしたいという方にも、楽しんでいただけると思う」と話す。
価格は514円(330ミリリットルボトル、メーカー推奨小売価格)。2000本限定。同社オンラインショップ、「ひでじビール行縢醸造所」、全国の一部酒販店で販売する。