延岡市の須美江海水浴場などで4月20日、「読書キャンプin須美江」が開催される。
主催するのは民宿「紺碧(こんぺき)」(延岡市須美江町)、2代目宿主の甲斐宏明さんと「のべおか読書会」主宰の黒木萌さん。2人は昨年、日向市の人材育成塾「日向ドラゴンアカデミー」に参加し、今回、海辺で読書を楽しむイベントを企画した。
甲斐さんは「須美江は美しい景色が自慢のビーチを持つ町。海水浴場としてだけでない、海辺の新しい使い方を提案したいと以前から考えていた。青い海を見ながら、思う存分読書を楽しんでほしい。たくさんの方に参加してもらえれば」と呼び掛ける。
黒木さんは「イベントの正式名は、『読書キャンプin須美江~ふだんの肩書きは捨て置いて、海辺で読書、いかがですか~』。いつもとは違う環境に身を置いて、読みかけの本や買ったままになっていた本などを持ってきて読書をし、日常を忘れてほしいと思う。このイベントを一緒に盛り上げる仲間も募集している」と話す。
当日は民宿の一室を開放するほか、昨年の秋に新設された民宿のテラスや須美江海水浴場の砂浜、多目的広場などで海を望みながら自由に読書を楽しむことができる。昼食は同宿が「海幸丼(うみさちどん)」を提供する予定。海に関する本の販売も行われる。
開催時間は10時~12時。参加費は2,000円(昼食、食後のコーヒー付き)。問い合わせ、申し込みは黒木さん(TEL 070-4566-1266)、同イベントのフェイスブックページで受け付ける。