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延岡市が子育て支援施設の愛称募集 2020年3月までのオープン目指す

「(仮称)子どもの城」の完成模型

「(仮称)子どもの城」の完成模型

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 延岡市は、旧県立延岡わかあゆ支援学校グラウンド(松山町)で建設を進める子育て支援総合拠点施設「(仮称)子どもの城」の愛称を募集している。

「(仮称)子どもの城」の完成予想パース(室内)

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 市によると、建設計画では約6124平方メートルの敷地に鉄筋コンクリート造2階建て、延べ床面積約1538平方メートルの施設のほか、公園、駐車場などの整備を予定している。

 1階は「遊び・体験ゾーン」。吹き抜け式のセンターホールを核に、にぎわい(交流)広場とウッドテラス、施設外の公園が活用できる「遊び・ふれあいエリア」を配置するほか、北側に図書室・学習コーナー、多目的室・会議相談室、調理室などの「学びエリア」と「サービスエリア」を備える。

 2階は子育て支援に関わる中核的な機能を集約した「子育て支援センターゾーン」。一時預かり保育室、病後児保育室、相談室などを明確にエリア分けする。また、階段を上がった吹き抜けゾーンに「だれでも・いつでも・気軽に利用できる」をコンセプトの保護者交流スペースができる。

 駐車場は北側35台、東側46台の計81台分と、バス2台のスペースを確保する。敷地は2005年の台風14号襲来で浸水被害が発生していることから、建物の1階床を1メートルかさ上げする。

 建設工事は2019年中に終了し、2020年3月までのオープンを予定している。

 愛称は多くの市民に親しまれ、小さな子どもにも覚えてもらえるようなものとし、延岡市内に在住するか、市内の事業所・学校等に在勤・在学する人なら誰でも応募できる。

 市こども家庭課によると、都城市の類似施設は「ぷれぴか」、日南市は「ことこと」といった愛称が付いており、同課職員は「小さなお子さんでも覚えられるような親しみやすい愛称を待っている」と話す。集まった愛称の中から、今年6月ごろをめどに子育て支援関係者らで構成する「市子ども・子育て会議」で愛称を決定し、市ホームページや広報で発表するという。採用者1人(同じ愛称が複数の場合は抽選)には感謝状と記念品(1万円相当)を贈呈し、オープン記念式典に招待する。応募者の中から5人には記念品を贈呈する。

 募集期間は2月28日まで。所定の応募用紙に愛称などを明記し、市こども家庭課に直接持参するか、郵送(当日消印有効)、ファクス、メールでも受け付ける。応募用紙はこども家庭課窓口のほか、市ホームページでダウンロード配布している。

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