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日向のカフェが2周年 東京からUターンした店主が妻と経営

「カフェ・ラン・イントゥ」の日高敬一郎さん(左)と由美さん

「カフェ・ラン・イントゥ」の日高敬一郎さん(左)と由美さん

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 日向・本町の「Cafe run into(カフェ・ラン・イントゥ)」(TEL 0982-57-4171)が1月31日、オープンから2周年を迎えた。

「生ハムと3種のお豆のトマトパスタ」も日替わりランチメニューのひとつ

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 地元の食材を使ったパスタや肉・魚のグリルなどの料理やお酒、デザートを提供する同店。店主の日高敬一郎さんは地元・日向の高校を卒業後、整備士として羽田空港(東京都)に勤めた。その後、「人と接する仕事がしたい」と飲食業に転身。未経験ながら、2000年に始まったカフェブームをけん引した「カフェカンパニー」や「D&DEPARTMENT」で勤務し経験を積んだ。

 2011年の東日本大震災を経て、同年、美容師である妻の由美さんとともに故郷に帰ることを決断。土々呂のイタリア料理店での勤務を経て、2015年に夫婦で同店を開いた。店名は英語で「偶然会う」を意味するrun intoから。

 日向での仕事について、「手に入る食材の種類は東京より少ないが、魚、肉、野菜とどれをとっても地元のものは鮮度が違う。生産者の顔が見えるのが何よりも強み」と話す。友人のトマト農園で自ら収穫したものを仕入れることもあるという。由美さんも「初めて取れたてのトマトを食べ、味の違いに驚いた」と振り返る。

 同店では音楽やフラワーアレンジメントなどのイベントも開き、店名の通り「人と人、人ともの、人と音楽など、偶然の出会いを提供する場でありたい」と日高さん。

 営業時間は11時半~22時。火曜定休。

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