日向の日向市文化交流センターで4月28日~30日、熊本震災支援のチャリティー展示会「現代国際巨匠絵画展」が開かれる。主催は福祉事業所「スマイルホーム360」。
同所は2015年4月に同市東郷町の旧福瀬小学校跡地で事業を始め、障がいのある人が地域の中で一人の人間として当たり前に暮らしていける社会を目指す。今回の絵画展は、日頃支援してくれている地域への人たちの感謝と、熊本地震の被災者支援から企画されたもの。
日本画家の平山郁夫、東山魁夷、小倉遊亀、洋画家の藤田嗣治、ピカソ、ボナフェなどの絵画のほか、書道家、金沢翔子さんの作品も展示される。
米・カリフォルニアでファインアートを学び、現在は日本で活動する画家、山本宗平さんが会期中来場。自作の展示のほか、サイン会を開く。
同展実行委員長の高橋滋さんは「本物の芸術作品に触れる機会の少ない地域なので、この機会をぜひ多くの人に利用してほしい。山本さんとも交流し、心に残るひとときを過ごしてもらえればうれしい」と話す。同事業所は、宮崎県主催のアートイベントの会場になったこともある。
開催時間は10時~18時。入場無料。展示作品は購入可。山本さんのサイン会は会期中毎日、11時、14時、16時の3回行われる。