宮崎県日向市唯一の焼酎メーカー「あくがれ蒸留所」(日向市東郷町、TEL 0982-68-3550)が3月1日、春季限定焼酎「日向あくがれ黄麹18°」を発売した。限定3,000本。
麦、米、アワ、ヒエ、キビの五穀と大豆を使い、日本酒醸造に使われるという「黄麹(きこうじ)」で仕込み、9年間熟成させた同商品。
同社の杜氏、山本豊文さんは「黄麹由来のさわやかでフルーティーな香りと、すっきりとした飲みやすさを追求し、アルコール度数を18度としたところが特徴。桜をあしらった春らしいボトルなので、これからのお花見や歓送迎会でも、ぜひ飲んでいただきたい」と話す。同社の女性スタッフは「ロックや少し温めて燗(かん)で飲むのもお薦め。焼酎初心者の方には、黄麹が香るお湯割りで薄めを楽しんで頂くのもいいと思う」とも。
昨年販売した春限定焼酎は、1000本が即日完売したため、今年は3倍の本数を用意したという。
価格は1本・720ミリリットル入り=1,500円。同社直売所をはじめ、日向市内の酒店や道の駅、一部コンビニ、全国の取引店で販売する。