大相撲の元小結・舞の海秀平さんの音楽談義を元にしたコンサートが5月6日、日向市文化交流センター（日向市中町、TEL 0982-54-6111）で開かれる。主催は宮崎県立芸術劇場（宮崎市）。

現役時代は「技のデパート」と言われた舞の海秀平さん

　宮崎を代表する音楽イベント「宮崎国際音楽祭」の一環で、毎年行わう「Oh！My！クラシック」シリーズの同コンサート。今回は舞の海さんがトークゲストとして登壇し、現役時代に自分を鼓舞した曲などを発表し、クラシックの演奏家が弦楽四重奏やピアノ、歌などで披露する。司会は相撲観戦が趣味だというタレント・磯野貴理子さんが務める。現在、宮崎県立芸術劇場が改修工事を行っているため、同シリーズは同劇場外で日向が初めての開催となる。

　同劇場企画広報課の鈴木陽介さんは「どんな方でも聴いたことがあると感じる曲が演奏され、クラシック初心者の方も楽しめる内容。ピアノ奏者の上柴はじめさんは自称・日本で唯一の口笛奏者なので、口笛での演奏もあるかもしれない。相撲甚句の『翔け長尾よ　行け舞の海』も披露される」と話す。

　14時30分開場、15時開演。全席指定でチケット料金は、一般＝3,000円、25歳以下＝1,500円。日向市文化交流センターのほか、延岡総合文化センター（延岡市東浜砂町）や野口遵記念館（延岡市東本小路）などで販売する。