総菜店「さら菜」(TEL 080-2743-9733)が延岡市大貫町にオープンして2カ月がたった。
同店を経営する矢野義明社長は、和食の料理人として懐石料理店「碧水仕出し店」に30年ほど務めていた経歴を持つ。「碧水仕出し店」は1967(昭和42)年から48年間営業し、2016(平成28)年に建物の老朽化や後継者不足が理由で閉店した。
矢野さんは「いつかは自分で店をやりたいと思っていた。『さら菜』はインドのパーリ語で『安らぎ』の意味がある。もともとは一品料理の店を出す予定だったが、一度弁当を作ったところ、それがインターネットで広まって弁当の予約が次々と入り、総菜と弁当を出すようになった。近所の人たちには『近くに総菜店ができてよかった』と喜んでもらっている」と話す。「地産地消を心がけ、冷凍食品は一切使わず全て一から手作りしている」とも。
商品ラインアップは、弁当(600円、800円の2種類)、総菜セット(500円)、ねかせ玄米のおにぎり(150円)など。
営業時間は10時~15時。土曜・日曜・祝日定休。